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えそう内科・消化器内科クリニックでは、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン、シルガード9)の接種をいつでも受け付けております。Webもしくはお電話にていつでもご予約ください(在庫があれば当日接種も可能です)。

2024年05月03日

えそう内科・消化器内科クリニックでは、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン、シルガード9(9価ワクチン))の接種をいつでも受け付けております。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。

子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。

特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

子宮頸がんは、子宮の出口付近である子宮頸部にできるがんです。日本では毎年約1.1万人の女性が子宮頚がんにかかり、毎年約2,900人が子宮頸がんで亡くなっています。

 

<子宮頸がんとHPVワクチンについて>

子宮頸がんの原因を予防するヒトパピローマウイルスワクチン(HPVワクチン)について、2023年4月1日から新たに9価ワクチン(商品名:シルガード9)が予防接種法上の定期接種に位置付けられ、公費(自己負担なし)で受けることができるようになりました。

子宮頸がんの原因となるハイリスクのHPV(ヒトパピローマウイルス)の型は少なくとも15種類あり、9価ワクチン(シルガード9)はそのうち9つの型に対応したワクチンです。

従来の2価・4価ワクチンではカバーできない、ハイリスクの型にも効果があることから、子宮頸がん死亡率の減少が期待されています。

 

<シルガード9の接種スケジュールについて>

シルガード9の通常の公費接種の対象は、「小学校6年から高校1年相当までの女性」です。

1回目の接種を受けるときの年齢によって接種のスケジュールが異なり、上の表の通り、合計2回または3回の接種が必要です。

★15歳になるまでに1回目の接種を受ける方:2回の接種で完了(1回目から6ヶ月空けて2回目)

★15歳になってから1回目の接種を受ける方:3回の接種が必要(1回目から2ヶ月空けて2回目、1回目から6ヶ月空けて3回目)

 

<キャッチアップ接種につきまして>

平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、HPVワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年生相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。

これに該当する方は、「キャッチアップ接種」を同じく公費で受けることができます。

接種の対象に該当する方は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できますが、

★前の項目にも記載しております通り、1回目の接種から、接種が完了するまでに6ヶ月かかりますので、2024年9月末までに1回目の接種を開始する必要があります!

 

<子宮頸がんワクチン接種のご予約につきまして>

えそう内科・消化器内科クリニックでは、子宮頸がんワクチン(シルガード9)の接種をいつでも受け付けております。

Web予約のほか、お電話(075-693-8931)でのご予約も承ります。

在庫がございましたら当日の接種にもご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

 

★さらに詳しい情報につきましては、

ヒトパピローマウイルス(HPV)の定期予防接種について(京都市情報館)もご覧ください。

 

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